「eSIMにすれば通信が速くなるって聞いた」
「物理SIMよりeSIMのほうが高性能なんでしょ?」
最近よく見かけるこの疑問。
結論から言うと――
👉 eSIMにしただけでは通信速度は速くなりません。
ではなぜ「速くなる」と言われることがあるのでしょうか?
この記事では、
を順番に解説します。
そもそもeSIMとは?
eSIMは「embedded SIM」の略。
従来の物理SIMカードの代わりに、スマホ本体に内蔵されたSIM機能を使う仕組みです。
物理SIMとの違い
| 物理SIM | eSIM | |
|---|---|---|
| 形状 | カードを差し込む | 内蔵型 |
| 差し替え | 必要 | 不要 |
| 設定 | 挿入して認識 | QRコードなどで設定 |
つまり、違いは「契約情報の入れ方」。
電波の種類や通信方式は同じです。
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eSIMにしても通信速度は変わらない理由
通信速度を決める主な要素は次の通りです。
利用している回線(ドコモ・au・ソフトバンクなど)
契約プラン
混雑状況
電波強度
スマホの対応周波数
契約プラン
混雑状況
電波強度
スマホの対応周波数
SIMの形状(物理かeSIMか)は関係ありません。
例えるなら、
SIMは「身分証」
回線は「道路」
SIMは「身分証」
回線は「道路」
道路の混雑が原因なら、身分証を変えても速くなりません。
なぜ「速くなった」と感じる人がいるのか?
ここが誤解のポイントです。
ケース①:回線を乗り換えた
eSIMにするタイミングで、
・格安SIM → 大手回線
・MVNO → MNO
に変わるケースがあります。
その結果、速くなったように感じる。
これはeSIMの効果ではなく、回線の違いです。
ケース②:5G対応機種に変更
eSIM導入=機種変更と同時、というケースも多い。
新機種は、、
- 5G対応
- 新しい周波数帯対応
- アンテナ性能向上
そのため体感が上がる。
これもSIMの違いではありません。
ケース③:古いSIMカード不良
非常にまれですが、
物理SIMが劣化している場合があります。
この場合は改善することもありますが、例外的ケースです。
eSIMの本当のメリット
速度ではなく、利便性です。
① 即日開通が可能
オンラインで契約すれば、最短数分で利用開始できます。
② デュアルSIMが使いやすい
仕事用・プライベート用で番号を分けるなど。
③ 海外利用が便利
現地eSIMを即購入できる。
④ SIM紛失リスクがない
カード紛失がありません。
eSIMのデメリット
① 機種変更時に手続きが必要
物理SIMのように差し替えるだけではない。
② トラブル時に少し難しい
初心者には設定がやや複雑。
③ 対応機種が必要
古いスマホでは利用不可。
通信速度を本当に左右する要素
① 回線の種類
同じeSIMでも、
- 格安SIM
- 大手キャリア
- サブブランド
では速度が違います。
② 混雑時間帯
特に昼・夜は混雑しやすい。
③ 利用エリア
地下や建物内部では電波が弱くなります。
④ 契約プラン
速度制限付きプランでは遅くなります。
では速くしたいならどうする?
eSIMに変えるのではなく、
✔ 回線の見直し
✔ 混雑に強いプラン選択
✔ 5G対応機種確認
